令和3年9月1日に埼玉県飯能市に新規開設した訪問看護ステーションです。

事業所名は「灯音（あかりね）訪問看護ステーション」。

「看護の力で安心を　利他の心で　心地良い時間、場所、関係を灯す」

一人一人の希望の灯りとなり、大切な人の声や好きな音に包まれた穏やかな心地良い時間を提供できたら・・・。

そんな思いを込めて〜灯音（あかりね）〜としました。

「訪問看護って何？」「介護と何が違うの？」「何をしてくれるの？」そんな声をよく聞きます・・・。在宅医療の推進が進められている中、まだまだ訪問看護の認知度は自分たちが思うよりも低いと実感しています。

病院の中で「看護」と言うと、誰もがイメージすることができますが、地域の中での「看護」となると？？？？　　

訪問看護は病気があっても、障害があっても、住み慣れた場所で穏やかに過ごすお手伝いをします。医療の知識と技術を持った、看護の目と手で暮らしを支え、不安を最小限にし安心を提供する。それが「訪問看護」です。病院で行うことと同様の処置などもをご自宅で行うこともできます。ナースコールのように緊急コールがあれば、ご自宅に駆けつけ、主治医やケアマネージャー、薬剤師などと連携を取り、皆で療養生活を支えていきます。

また、地域の中では病を抱えている人や、障害を持っている人だけではありません。すべての人の健康の維持・増進と回復。成長、発達、老化とあらゆる世代を対象ととらえます。健康とは、単に病気がなく身体が丈夫ということだけではありません。肉体的にも、精神的にも、社会的にも良好な状態が「健康である。」と言えるのです。病気になったら係る看護師ではなく、暮らしの中で日常的に係り相談のできる身近な「看護師」。そんな「まちの保健室」のような訪問看護ステーションを目指しています。

訪問看護をもっと多くの人に知ってもらい、住み慣れた場所で、穏やかな心地良い時間と安心を提供していきたいと考えています。

どうぞ、宜しくお願い致します。