日々の出来事
頼もしいスタッフ
Instagramの方にも載せましたが、
先日のカンファレンスの時間を使って、化学療法の勉強会を行いました。
化学療法室の経験のある看護師からレクチャーしてもらいました。疾患によってレジメンも様々で、副作用も様々。観察ポイント、対処法を再確認!
抗がん剤や分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬だったり、種類も多いだけでなく、カタカナで一般名と商品名があり、覚えにくいだけでなく、言いにくい💦頭の中が混乱しやすい内容を分かりやすく、ポイントを抑えて教えてくれました。
がん治療をしながら自宅療養される方も増えています。少しでも力になり、安心できる日々を送れるようにと、こうやって皆で情報と知識を共有し、アップデート👆
灯音スタッフの知識と経験を皆で共有できる心強さ。
わからない事は進んで勉強会にしていく風土が自然に生まれています。パートさんも保育園のお迎え延長して参加していました☺️頼もしい👍
因みに先月はパーキンソン病でした。次のテーマ何かな?
お悔やみ訪問とグリーフケア
5月 灯音は6名の方のお看取りが続きました。6月から7月にかけてお悔み訪問をさせていただきました。
1年以上関わっている方から、短い期間の関りの方まで。お悔みを通して様々な時間の経過とともに、そばで支えるご家族の力と覚悟、色々な思いや家族の形、間近でその思いに触れ、改めて頭の下がる思いでいます。
お悔みに伺い、遺影を拝見すると不思議な感覚になる事があります。穏やかに旅立つ姿を見届けてから、お写真の中の微笑んでいらっしゃる姿に逆再生のような時の流れを感じます。
病になってから関わる私たち。お元気だったころのお姿は知らない分、こちらを見ているお写真は、病と闘い、又は共存しながら生きてこられた月日の証でもあり、堂々として見えるのです。
「がんばったでしょ?私」「生きぬいたよ。」とそう語りかけてくれているような気がするのです。そして最期の大切な時間に関わらせていただけた事に改めて感謝の思いで胸が温かくなります。
「大変だったけど、やり切った感はある。家で看取れてほっとしている。」
「病院じゃこんな濃密な時間はなかったな・・・」
「「いつでも連絡して。」って、あの言葉がお守りだった。」
「あんなに毎日やること一杯だったのに、急にゼロになるのが辛かった・・・・毎日来てた灯音さんに会えなくなったのも堪えたわ」
そう言ってくださることに、私たちが少しでもお役に立てていたことに安堵します。そしてご家族が悲しみ、寂しさを感じながらも前を向いて日々歩んでいる事に安堵すると共に、心からのエールを送らせていただくのです。
お悔み訪問でのグリーフケアの時間。私たちのグリーフにも繋がる大切な時間となっています。
リレー•フォー•ライフ•ジャパンところざわ2025
5/24に所沢の航空記念公演で、リレーフォーライフジャパン2025が開催されました。公益財団法人日本対がん協会、所沢実行委員会の主催で、今年5回目の開催でした。
あらゆる立場の方が集まりがん制圧に向けて共に歩く、がんを知る講演や、がん患者さんのための企業ブースや、お子さんが楽しめる催し物がありました。
灯音は、許可をいただきお知らせを作成し、ルミナリエ(メッセージが書かれた袋)というセレモニーの一部に、利用者さんやご家族に協力していただき参加しました。
ルミナリエセレモニーはがんで亡くなった方達を偲び思いを捧げるセレモニーです。
当日はあいにくの雨のためライトアップはできませんでしたが、セレモニーに参加しました。
参加してくださったご家族様の思いが届いているとと思いました。 佐藤
新しい仲間と5年目突入!
4月21日灯音に新しい仲間が入りました!
一番若く、頼もしい看護師の松澤さんです。
実は彼女、新人から緩和ケア病棟で5年修業した、努力家です。小さなお子さんの子育てをしながら、灯音で看護師復帰です!
新しい仲間が加わり、5年目に突入した灯音。
「忙しいでしょ?」「灯音さん人気だから」なんて、有難いお言葉もいただけるようになりました。
忙しい日々も、皆のチームワークで助け合い、充実した日々に変えていける。そんな頼もしいスタッフから、5月19日の創立記念日に4周年記念サプライズでお祝いして頂き、感謝と胸熱の私。幸せものです。
利用者さんやご家族への安心と心地よさを大切にして、また、関わる全ての人々への感謝と気持ちの良い連携を忘れずに、おごらず、地に足をつけて5年目の灯音も精進していきたいと思います。
よろしくお願いいたします🙇
辻
訪問看護のお別れ その2
昨年11月に佐々木が訪問看護のお別れと題して、日々の出来事に載せたブログがありました。
灯音でこの3月・4月と新たな特別なお別れがあったので、ここに記したいと思います。
灯音の立ち上げから、一緒に伴奏し灯音を盛り上げて支えてくれた 看護師の佐々木と晴佐久が、灯音を卒業しました。
それぞれ個人的な事情があり、卒業する事になり、灯音を去りました。
寂しい思いもありますが、たくさんの楽しかった思い出、一緒に汗と涙を流し、切磋琢磨した約4年間。
「看護師人生の中で一番充実した日々だった」と、二人が言ってくれたこと。灯音をここまで大きく成長させてくれた二人には感謝しかありません🌟
退職ではなく、卒業です🌸
利用者さんからも、惜しむ声や感謝の思いを頂戴しています。いかにこれまで二人が誠実に丁寧に向き合って看護していたかが利用者さん、そのご家族の言葉でわかります。
そんな二人に感謝の気持ちと二人の新たな旅立ちにエールを込めて 去る4月26日に、手作り卒業式で盛大に送り出しました。
みんなから手作りの卒業アルバムを渡しました。(力作です!)
今回の「訪問看護のお別れ」は、二人の次への人生へのステップを後押しするエールでもあり、看護師人生の引き出しを増やす大きな経験値になっているものと信じています。
佐々木ちゃん、みゆきさん本当に、お疲れさまでした。そしてありがとうございました💛
二人からも灯音への愛をいただきました。
会社である「ココリタ」のみんなが大好きなロゴが入ったトートバッグと手提げ鞄。一人一人に頂きました⭐️
ありがとう。大切に使わせてもらいますね。
辻