日々の出来事
🌿新緑の季節になりました🌿
☆*: .。. ひな飾り .。.:*☆
今年も「飯能ひな飾り展」が始まりました🎎
灯音も雛人形を飾りました🎎お顔が優しい、小さな雛人形。
この雛飾り、実は私の母の誕生の際に飾っていた物。私が生まれ、このひな人形を受け継いだ形です。
昭和16年(1941年)に生まれた母。83年の時が経っています。(私の生まれは歳は・・・非公開💦)
子供のころは、この古めかしい人形が怖くて、「飾らないでー!!」と懇願したことを覚えています💦そんな願いを聴き入れてくれてなのかはわかりませんが、いつしか飾らなくなり、引っ越しの際に出しにくい所に収納。
「雛人形を飾ってあげないと婚期が送れる」なんて迷信も何のその。平成14年(2002年) 母が亡くなるまでずっ~と放置に近い状態でしまっておいたのです。
母が亡くなり、遺品整理と称して、恐る恐るこの雛飾りを出してみると・・。色彩こそ色褪せているけれど、お顔も、髪の毛も、着物の織も劣化している事なく、綺麗🌟
私も大人になって、この人形を綺麗🌟と思う感性も備わり、この人形のお顔立ちの優しさと、放置されても劣化を阻止した「ど根性さ」に、亡き母を重ねながら、このままではいかん!との思いに。
でも、我が家の極小住居では飾れない。まして娘はおらず、思春期真っ只中の一人息子。実家ももうない。人形と飾りだけ私が引き取ったものの、結局飾るところがない・・・。とまた奥の方に防虫対策をしてひっそりと。今度は少し気にかけながらしまっておいたのです。
場所も取るし、飾る機会もない。この際「飯能ひな飾り展」で一度、どこかで飾らせてもらって、お焚き上げをしよう。そう思い、東吾野行政センターに相談したところ、快く受けてくださり、平成27年(2015年)晴れて半世紀弱振りに?ひな人形として飾っていただけたのです🌟
飾りを手伝っていただいた方々に「昭和初期の時代の人形がこんなに綺麗な状態で保存できているのはすごいですね。きちんと管理されていいたのですね!」と言われ💦💦💦また「これは貴重なひな人形だよ。大体、髪の毛は抜けて劣化しているか、着物なんかボロボロ擦り切れちゃう。顔もきれいだし。かなり高価なお雛様だったんじゃないかな。お母様良い所のお嬢さんだったのね。」💦なんて言われ、「大事になさってね。」と釘🔨を刺されて、お焚き上げの構想はお蔵入りに。
その後も毎年、箱を空けて防虫剤を入れ替える事だけは怠らず、令和2年(2020年)再び東吾野行政センターに飾らせていただいたのです。
ステーションを立ち上げる際には、ひな飾り展の時期は灯音の事務所に毎年飾れることで安堵し、今では毎年、ひな飾り祭りに便乗する事を楽しみに3月を迎える私なのでした。
7段飾りですが、棚がないため灯音のディスプレイ棚を全て占拠し、詰め込んで全員お披露目しています。小道具は無くなったり、壊れてしまった物も多く、手持ち無沙汰ですが、毎年飾りながら「あの時釘を刺していただいて良かった」としみじみ感謝。なんせ、母の名は「ひな子」。そこと「ひな人形」とが結びつくのに、少々時間がかかりました😅お焚き上げも、母自らが阻止したお告げ?
幼少期、自ら放棄したおひな様との語らいを、愛おしく、母を感じながら、今、時間を取り戻しています🎎
そして!どこまで良い状態で保存できるか!新たな使命に燃えています🔥
お時間ありましたら、是非~灯音ひな人形~を見に来てくださいね🎎 辻
〜2023年 年越しを前にして〜
もうすぐ、2023年も終わり。歳をとる毎に1年間の早さに驚きます。それだけ1日1日を無我夢中で過ごしていたのだな実感します。でもここ2年間は、早いだけでなく、濃密な時間の中にどっぷり浸かりながらの一年。今年は良い事もそうでない事も含め、濃厚な一年でした。
その締めくくりとして、去る12月19日、「在宅医療連携拠点はんのう」の小久保様からのご依頼を頂き、在宅緩和ケア研修会でケアマネさんや地域の訪問看護ステーションさんに向けて講演させて頂きました。
「終末期をより良く過ごすための関わりの実際と浮腫ケアについて学ぶ」と題して、緩和ケアと終末期ケアの考え方とACPを緩和ケア認定看護師の佐藤から、灯音のこれまでの終末期ケアを具体的に事例を交えて私からお話しさせてもらいました。
浮腫ケアグッズとケアにこんな工夫してますと、少し展示もさせてもらいました。
終了後、「勉強になった…参考になった、もっと聴いていたかった 命の尊さをお聞きする事ができた 最期をこんな看護師さんたちに関わってもらいたい」などの声を沢山いただき、少しでも皆様のヒントになれたのなら嬉しい限りです。1年間の締めくくりとして、この機会が良い振り返りとなりました。
ご尽力頂きました拠点はんのうの小久保様はじめスタッフの皆様ありがとうございました。
2023年、反省する事、改善しなくてはならない事も沢山ありました。これも灯音の成長には全て必要であった事。2024年に向けて、更に進化して、安心と心地良い灯りを灯し続けて行きます! 辻
久しぶりのそして初の灯音ホームページです。
冬の灯音訪問看護ステーションのある出来事
ご主人を介護されている元ナースの奥様と、訪問が終了し玄関でしばしの立ち話しをしている時、玄関に可愛いネズミの置物があることに気ずき、手に取ると、自分で作ったとのこと、もっとたくさん作ったけどみんなにあげて今はこれだけとのこと、定年後ゆっくり趣味の手芸を楽しもうと思っていたら、ご主人の具合が悪くなって介護の毎日それはそれは一生懸命に。そしてその日、ネズミさん2匹とお人形をプレゼントしてくれました。ステーションに戻るとみんなでクリスマスバージョンにチョッキを着せたりしてステーションのエントランスの棚に飾りました。 その数日後にご主人をご自宅で看取られました。安らかな最後であったと連絡をうけ、一緒に最後のケアをして、奥様が選んだ陸上自衛隊空挺部隊の頃の正装に着替えたとのこと、それはそれは素敵であったと、その日担当した辻さんが教えてくれました。お二人の人生に思いをはせ、その人生の最後に関わらせていただいたことに感謝して今年のクリスマスを過ごしました。ありがとうございました。
初めてのホームページでした。記入の仕方を教えてくれた事務の、うのちゃんありがとうございました。次回も頑張ります。
晴佐久みゆき
*・゜゚・*:.。..。.:*・'開業2周年'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
9月1日 灯音訪問看護ステーションは2周年を迎えました🌺
スタッフも増え、利用者さんも増え、忙しい日々ではありますが、この2年間、利用者さんや地域の方々、多職種の方々に支えら、優しさとエールを頂きながら走り続けてこれました。皆さんあっての灯音です。本当にありがとうございます🌼
病院の慌ただしく時間に追われる看護とは違い、一人の人にどっぷりと関われ、語らいのある看護が我がスタッフは「楽しい」と言ってくれます。そして、「灯音を作ってくれてありがとう」と言ってくれます。そんな看護ができる職場を作りたいと思っていた私の夢は、2年で実現しました。覚悟を決めて灯音を作って良かった❗️こちらこそありがとう❣️3年目はそれを持続すること、そしてもっともっと地域に還元すること。まだまだ灯音の野望は続きます✌️
2年間で延べ160名の利用者さんと、そのご家族とのご縁がありました。内、60名の方のお看取りに立ち合わせて頂きました。人生の最期の大切な時間に関わらせていただきけた事、心より感謝いたします。
最近、亡くなられたご家族の方々が事務所を訪ねて来られることが増えました。「お世話になりました」「頑張ってる?顔が見たくなって」「寂しくてね…」など思いは様々。そうやって来ていただけることにしみじみと有り難く思うのです。「また、いつでもきて下さいね。」「またきます」そんなやりとりに「灯を灯し続ける」ってこう言う形もあるなのだなと思う今日この頃です🕯
さぁ、3年目!更なる進化のビジョンができつつあります!一人一人の利用者さんとご家族の思いに、私たちに何ができるか。3年目の灯音も、どうぞ宜しくお願い致します🌼 辻
↑大好きな1+2にてお祝い🎊