日々の出来事
犬の緩和ケア
毎日寒かったり暖かかったり、寒暖差で体が辛いと思う事も多いかと思います。
そして花粉が…この季節がやってきましたね。先日の土曜日、飯能の山は黄色く花粉が襲来していました。
花粉症で体調が優れない事も多いですよね、私も花粉症で毎日鼻水と目の痒みと闘っております、みなさん頑張って乗り越えていきましょう!
私事のお話ですが…
先日、我が家で飼っていたトイプードルが亡くなりました。
我が家の犬はちょっと変わっていて、ユニーク?今まで会った犬とはちょっと違う、恐らく自分を犬とは思っていないだろうなと感じるほど。17歳と大往生だったんです、病気するまでは本当に元気なワンちゃんでした。
最期は腫瘍が原因で歩けなくなり、大好きなご飯も喉を通らなくなり…腫瘍の痛みで辛く触ると怒ったり泣いたり…犬の場合は安楽死になるのかな?と思っていましたが、主治医の先生と相談をした結果、医療用麻薬のパッチを貼って自宅に帰る事になったのです。私はこの時に初めて、犬の緩和ケアがあるのだと知りました。
痛み止めのパッチを貼って帰ってきた犬は、少し意識朦朧としていましたが、必要な時は声を出して呼び、水を飲ませ本人の好きなおやつをあげ、体の向きを変えて撫でて落ち着くと寝ると言う生活になりました。毎日とても穏やかで、ゆっくりとした時間が流れていました。
最後の日、犬は主人の頭側で寝ていました。犬が亡くなる直前、私たち全員寝ていたのですが、何故だか主人の頭の上に犬の手が乗っており、その手が痙攣で主人の頭をトントントンと叩いたような形になりました。そのおかげで主人は起きる事ができ、最期をみんなで看取る事が出来たのです。不思議な出来事でした、「そろそろだよ~」と教えてくれたかのように…
痙攣や痛そうな様子もあり、病院に連れていこうか、安楽死が良いんじゃないかと葛藤もありましたが、最期まで自宅で一緒に過ごせた事は、私たち家族にとってかけがえのない時間でした。私は亡くなる前日まで、毎朝犬と二人きりで沢山話をし、ありがとうね~という感謝の気持ちを伝えていました。亡くなった事はとても悲しく寂しさもありましたが、私自身は何か気持ちが吹っ切れた感じもありました。
我が家は犬ですが…今回家族の立場を経験出来た事で、家族を失う事の辛さ、ご利用者さんのご家族はこのように感じたのかな、皆さんはこのように時間を過ごすのかな、色々葛藤があるなと…少しご家族の気持ちを感じる事が出来たのかな?と思いました。今回の経験を自分の仕事に生かし、少しでも看護師として成長していければと思っています。
今後とも灯音訪問看護ステーションをよろしくお願い致します。
須田



